The Float

Nikki of タンザニア キリマンジャロ州 Oshara Secondary School と音楽その他

汽車に乗って -タボラ-キゴマ間 前編-

地獄のような長距離バスに乗って着いたタボラ。その日の日記には「明日、エコノミー症候群で死んでませんように。」と書いてある。起きても、カバ女に圧迫され続けていた右ケツは壊死したように痛んでいた。 今日の宿にはガスクッカーがある・・・。ホテルの…

Highway to Hell -地獄のみちづれ タボラ編-

タボラについたときの俺の顔。 ウテングレから街に帰って来たついでに、バスチケットを買おうとバススタンドに寄る。なんとなく、寝台列車に乗ってみたかったので、駅のあるタボラまで長距離バスで行って一泊し、汽車に乗って西に行こうと思った。 バスのオ…

ノルウェイの森 -ジョンとロカンタン ムベヤ編-

全く見知らぬ土地でないと、よくものを考えることができないのはなぜだろう。 去年既にドドマとイリンガは訪れているためなのか、あまり考えることができなかった。今日は、ムベヤに行く。全く、見知らぬ土地。 朝。宿のババアの話し声で起きる。この国には…

メシのうまさは、即ち文化の豊かさ

前記事の通り、なんだかんだあってコンドアからドドマに。 一応首都のドドマ。一応と言うのは最大都市のダルエスサラームに行政府があるが、立法府はドドマにある。つまるところ国会だけドドマ。日本だと名古屋あたりに国会だけあるようなものだろう。初代大…

空の飛び方 -コンドア漂流編-

サンヤジュウ-ババティ-コンドア 朝5時に起きる。6時半くらいに出発。 ドドマ行きを当日券で探したが、無い。Umechelewa(あんた遅れたよ!)と言われたので、珍しく遅れずにバスが出たんだろう。ダルエスサラームに行くバスはいつも遅れるのに。 バス会社…

ブーヴィルにて。またはぼくらが旅に出る理由

誰にも知られない土地に行く必要があった。 知り合いと連絡を断ち、インターネットを捨て、ただ自分と話し合う時間が必要だった。 そういえば、「書を捨てよ町へ出よう」なんて寺山修司は言っていた。現代なら「インターネットを捨てよ街へ出よう」なんだろ…

キルワに来たわ

年が明けまして、2017年。休暇明け、1月ぶりに帰ってきたキリマンジャロも、だんだん暑くなって耐えきれない程になってまいりました。 便所に行こうと外に出る度に、瞳孔の調整がおっつかないほどの太陽光を日々受けています。寒さが恋しい。 さて、年末年始…

結末はわかっているけど、わかってはいるけど、Rogue One

はじめに、レイアを演じられたキャリー・フィッシャーさんが亡くなられたことにご冥福をお祈りします。エピソード7からまた見れると思ってたのに、本当に残念です・・・。 (ほぼ)首都ダルエスサラームにて見てきました、Rogue One チケットは6000シリング…

School of Soul

ラジオの方じゃないよ。 職探しのために友人に化けて、先生として採用、時間の無駄だという生徒にロックを教え込み、生徒もだんだんロックを使って自己表現をしていく。 という大好きな映画。 せっかく先生としてタンザニアにいるんだし、生徒と音楽をやりた…

雨の日に子供が泣いてるみたいに

絶賛雨季である。 雨が降った朝に聞く、くるりがいい。春風とか麦茶とか、雨が似合う。 雨季といっても、梅雨みたいに毎日ずっと降ってるわけじゃなく、降っちゃ止み、たまに雷雨ってな感じ。 我が家の便所は、はなれのボットン式なのだが、見事にバナナの木…

The Nightfly

R.I.P. Prince. 正直Princeは通ってないんだけど、David Bowieとかちょっと前にLou Reedとか、なんか、個性派な人達が最近亡くなっている気がする。イギー大丈夫かな 渋い。 The NightflyならぬThe Nairobiflyが家に出て大変です。 もしも潰したら、酸性の体…

勉強きらい

みなさん勉強好きですか? うーむ、やっぱり俺は嫌いだったと思う。 といっても、それは中高生のときで、大学の勉強はすごい面白かった。 眠気と毎日闘いながら1ページずつ読んだ「存在と時間」(結局よくわからんかった。)、原文の「Animal Farm」「1984」…

Culture Culture Culture

カルチャー! EmとAのかっちょいいギターリフ!名盤はChicken Zombies収録。 www.youtube.com 高校の頃のアイドルなんだ。もう今はあまりきかなくなっちゃったな。チバの声もかっこいいけどさ。やっぱりマーシャルとか使う前のアベのギターって、まさにヒー…

matope, matope, onomatope

3日以上日記をつけたことがなく、買った日記帳たちのほとんどは白紙のまま裏紙に。 異国生活も早10ヶ月を過ぎた頃、ふと感動したことや思ったことを忘れてしまわないようにブログを書こうと決意した次第です。 私は青年海外協力隊としてタンザニアはキリマン…